2024年度 武蔵野地域大会のお知らせ【第2報】

 経済地理学会2024年度地域大会(武蔵野地域大会)を,成蹊学園・成蹊大学サステナビリティ教育研究センターとの共催により,以下の要領で開催します.

◆日 程:2024年11月9日(土)
     常任幹事会(10時〜),評議会(11時〜),シンポジウム(13時〜17時),懇親会(17時30分〜)

◆会 場:成蹊大学(武蔵野市吉祥寺北町3-3-1,吉祥寺駅北口バス乗り場①②より約5〜7分)
     受付およびシンポジウム会場は成蹊大学6号館401教室
     常任幹事会・評議会は6号館601AB会議室,会員控室は3号館401教室,懇親会は10号館12階ホール

◆主 催:経済地理学会

◆共 催:成蹊学園・成蹊大学サステナビリティ教育研究センター

◆参加費:シンポジウム無料,懇親会5000円(院生会員等3000円)を予定.

◆シンポジウムテーマ:ローカルコミュニティが紡ぐ小さな経済

◆趣旨説明:
今回のシンポジウムは,大都市のインナーエリアもしくはインナーサバーブにおけるスモールビジネスやソーシャルビジネスの事業活動とローカルコミュニティの双方向的な関わりがサステナブルな地域経済社会の創出に重要な役割を果たすのではないかという点に問題意識がおかれている.東京西郊の中央線沿線地域は個人事業主経営の店舗による商業集積が比較的豊かに温存されてきた地域であり,高円寺,阿佐ヶ谷,西荻窪,吉祥寺などそれぞれの駅周辺地区においては個性豊かなまちの表情を醸し出してきた.しかしながら,個人事業者等を主体とする近隣商業集積の綻びが目立つようになってきたというのもまた事実である.近隣レベルでの産業集積の存在,そして事業者と事業者,事業者と地域住民の顔の見える関係は,単に商品やサービスを供給するという以上に,多面的な価値を生み出し得るものである.本シンポジウムでは,こうした問題意識を持ってご活躍の論客やプレイヤーの方々をお招きして議論を尽くしたい.

◆シンポジウムプログラム:
       司会進行:中川秀一(明治大学)
13:00〜13:10 趣旨説明:小田宏信(成蹊大学)
13:10〜13:40 広石拓司 氏(株式会社エンパブリック代表):
       「贈与・顔の見える関係を組み込んだローカル経済リ・デザイン」
13:40〜14:10 舟木公一郎 氏(一般社団法人フラットデザイン代表):
       「吉祥寺辺境における,贈与・顔の見える関係を組み込んだローカル経済リ・デザインの実践」
14:10〜14:40 福田 敦 氏(関東学院大学経営学部教授,武蔵野市産業振興審議会会長):
       「人口減少時代,地域内でどう稼ぐか―生活・産業プラットフォームの形成による地域内価値循環構想―」
15:00〜15:30 コメント1:長山宗広(駒澤大学)
       コメント2:池田千恵子(芸術文化観光専門職大学)
15:30〜16:50 総合討論

◆懇親会:吉祥寺の辺境に位置するシェアキッチンMidolino_の皆様から特製ケータリング料理をご提供いただく予定です.なお,懇親会への参加は,本会会員及び招待者に限らせていただきます.

◆エクスカーション:今回の大会では公式なエクスカーションの開催を予定しておりません.

◆宿泊案内:
 会場校近くの中央線沿線に次のようなホテルがありますが供給が限られています.状況によっては,立川,新宿,渋谷等の宿泊施設をご利用ください.
 吉祥寺駅付近:吉祥寺エクセルホテル東急(会場校まで徒歩約10分),吉祥寺東急REIホテル(駅南口)
 三鷹駅付近:リッチモンドホテル東京武蔵野(会場校まで徒歩約20分),三鷹シティホテル(駅南口)
 武蔵境駅付近:ホテルメッツ武蔵境,シティテル武蔵境
 荻窪駅付近:ホテルメルディア荻窪
 阿佐ヶ谷駅付近:スマイルホテル東京阿佐ヶ谷
 高円寺駅付近:ホテルメッツ高円寺,ホテルアークタワー高円寺

◆大会実行委員会:小田宏信(成蹊大,委員長),麻生紘平(機械振興協会経済研究所),岩城志紀(成蹊大),
         遠藤貴美子(敬愛大),加藤秋人(会津大短期大学部),栗林慶(愛国学園大),
         小室譲(帝京平成大),中川秀一(明治大)

◆問合先:経済地理学会関東支部 kanto(at)economicgeography.jp (at)を@に置き換えてください。

PDFはこちら▼
2024年度 経済地理学会 武蔵野地域大会【第2報】

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