2019年度登別地域大会(北東支部) 第2報

1. 大会テーマ:道内観光地の将来展望 —交通体系の変化を見据えて—

2. 大会の趣旨
 国内有数の温泉地として知られる登別では、その豊富な泉質を強みにして北海道内、さらには全国からの観光客を受け入れてきた。近年では、インバウンド観光客も増加してきているが、地元企業等の有志による「鬼花火」の実施に加え、白老地区におけるアイヌ文化の継承・発信拠点として整備していくことによって、登別・白老の広域観光圏としての拠点づくりを目指している。
 しかし、将来の北海道新幹線の札幌延伸が実現した際には、高速交通体系の後背地になる可能性があり、観光地としての長期的な戦略が求められている。そこで、本シンポジウム・エクスカーションでは、登別温泉地域の歴史や特徴を踏まえつつ、交通体系の変化が登別に対してどのような影響を与えうるのか、また変化に対してどのように対応しようとしているのか、登壇者の報告を基に考えていく場となることを期待している。

3. 日程:2019年10月26日(土)・27(日)
 10月26日(土)
 10:30〜 常任幹事会
 11:30〜 評議員会
 13:30〜 開場
 14:00〜17:30 シンポジウム
 18:30〜 懇親会

 10月27日(日)
 8:30〜17:00 エクスカーション(詳細は第3報でご案内します)

4.会場
 シンポジウム・懇親会:第一滝本館
 幹事会・評議会:登別観光コンベンション協会

5. シンポジウムプログラム(発表者など未定の部分は第3報でご案内します)
 14:00〜14:15 登別地域の概要について
 14:15〜14:45 登別温泉の歴史的変遷、特徴、現在の取り組み、登別白老地域の広域観光圏について
 14:45〜15:15 櫛引素夫(青森大学):新幹線延伸が地域の観光に与える影響(過去の事例から)
 15:15〜15:45 ニセコ観光の現状や展望(新幹線延伸も視野に入れて)
  司会:柳井雅也(東北学院大学)
 〈休憩〉
 16:00〜17:15 討論
 17:15〜17:25 閉会挨拶

6. 参加費(予定)
 懇親会費:5,000円
 宿泊費:8,000円(1泊朝食付き)(3-4名の相部屋が基本となります)
 (予約は申し込み専用サイトからとなります。開設しましたら学会webサイトに掲載します)
 巡検参加費;2,000円

7. 大会実行委員会
 実行委員長:古林英一(北海学園大学)
 実行委員会事務局長:大貝健二(北海学園大学)・浅妻裕(北海学園大学)
 実行委員:菊地達夫(北翔大学)、柳井雅也(東北学院大学)
 オブザーバー:土屋純(関西大学)、村中亮夫(立命館大学)

【問い合わせ先】
 〒062-8605札幌市豊平区旭町4-1-40
 北海学園大学経済学部 浅妻裕
 email: yu_asa(a)nifty.ne.jp
 ※(a)を@に置き換えてください。

pdfファイルはこちら↓
190527登別地域大会第2報

Top